こんにちは! Sena(@Sena_StaySalty)です。
2020年1月現在、オーストラリアで超大規模な山火事が起きていることを皆さんご存知でしょうか。
こういった時事ネタは記事にしたことがないのですが…
日本でほとんどニュースに取り上げられない現状、自然も人も街並みも大好きなオーストラリアの変わりゆく姿を知りながらなにもできない現状にもどかしさを感じ、今回この記事を作成するに至りました。
この記事で…
●1人でも多くの方にオーストラリアの現状を知ってもらいたい
●同じ思いを持ちながら、自分に何ができるのか分からない方への手引きができれば幸い
という思いです。
決して楽しい話ではないですし、心が痛む話ばかりですが…同じ思いの方がいればガンガンシェアしてください。広めることも現代っ子の私たちにできることの一つだと思っています。
現在の被害状況
2019年9月ごろから、オーストラリアでは干ばつや乾燥、熱波により大規模な山火事が続いています。
犠牲者数 | 25人 |
犠牲となった野生動物 | 5億匹以上 |
犠牲となったコアラ | 8,000匹以上 |
全焼した家屋 | 1,400軒以上 |
消失したエリア | 46,000㎢ |
また、1,000万人以上の人が火災による煙や灰の脅威に晒されています。
これらは2020年1月6日現在の情報で、今もなおその被害は拡大しています。
火災が起きている範囲
分かりやすい写真をシェアします。
左から
2017年に発生したカリフォルニア史上最大といわれている山火事の規模
2019年に話題となったアマゾン熱帯雨林火災の規模
2019年にシベリアで起きた記録的山火事の規模
そして今回のオーストラリアの火災の規模となっています。
皆さんの記憶に新しいアマゾンの熱帯雨林火災の5倍もの規模となっており、その範囲は現在も拡大しています。
写真で見る被害の大きさ
文字を並べてもピンとこないと思いますので、何枚か写真を共有します。
ショッキングな画像や映像ですが、これがオーストラリアの現状です。
私たちにできること
正しい情報をシェアする
こうして情報を日本語にしてシェアすることも、私たちにできることの一つだと思っています。
なのでもしこの記事をここまで読んでくださった方がいれば、ガンガンシェアしてください。方法は問いません!
InstagramやTwitterで #Australiaisburning #PrayforAustralia などと検索すると、たくさんの投稿が出てくるので目についた投稿や分かりやすい投稿をシェアするのも一つの手だと思います!
募金活動をする
募金先はたくさんありますので、いくつかシェアしておきます。
どのサイトも英語表記にはなりますが、ページを開いてすぐに【DONATE】という文字が目に飛び込んでくると思いますのでそちらから画面の指示に従ってください。
英語に自信のない方は下記に代表して赤十字社への募金方法をスクリーンショット付きで載せますのでそちらをご覧ください。
復興支援
@redcrossau オーストラリア赤十字社。募金はこちらから。
@salvosau オーストラリアの救世軍。募金はこちらから。
野生動物への支援
@RSPCA オーストラリアの動物保護団体。募金はこちらから。
@wildlifewarriorsworldwide オーストラリア動物園併設の野生動物保護施設。募金はこちらから。
@WIRES_NSW ニューサウスウェールズ州の野生動物保護団体。募金はこちらから。
@wildtofree カンガルーサンクチュアリ。募金はこちらから。
@friend_of_the_koala ニューサウスウェールズ州のコアラ愛護団体。募金はこちらから。
@therescuecollective クイーンズランド州の動物保護団体。募金はこちらから。
消防活動をする方への支援
現在オーストラリアでは多くのボランティアが消火活動に当たっています。
消防士を含め、消火活動に励む方への募金先は下記の通りです。
@nswrfs ニューサウスウェールズ州の消防団。募金はこちらから。
@cfavic ヴィクトリア州の消防団。募金はこちらから。
サウスオーストラリア州の消防団。募金はこちらから。
クイーンズランド州の消防団。募金はこちらから。
食物を必要とする方への支援
@foodbankaus 募金はこちらから。
募金の仕方
代表してオーストラリア赤十字社への募金方法をスクリーンショット付きで解説します。
こちらのサイトへ飛び、下記の説明通り進めてください。
入力したらDONATEをクリックします。
住所の欄は都市名を入れるとそれ以降の入力欄が表示されます。
全て入力したらPAYMENT OPTIONSをクリック。
お支払い情報に不備がなければこれで募金完了となります!
オーストラリアへ旅行に行く
こんな大変な中で旅行に…?と思うかもしれませんが、経済をまわし復興支援をするという意味でもとても大切なこと。
航空写真など、今出回っている写真からオーストラリア全土が燃えているようなイメージを持ってしまっている方が多いのではないでしょうか。
実際には、オーストラリアはとても広いので、地域による差がとてもあります。
火災により消失したエリアは約46,000㎢と言われていますが、オーストラリアの国土面積は約7,700,000㎢なので、全体で見ると167分の1のエリアが消失してしまったことになります。
間違いなく大きな被害ではありますが、出回っている航空写真からだと、国土面積の20分の1くらいが燃えているのではないかとイメージしちゃいますよね。私も最初はそうでした。
今現在のオーストラリアの火災情報は?(1/10現在)
赤が要注意、現在進行形で燃えているエリアです。
要注意となっているのはアデレードの南のカンガルー島と、シドニー付近の一部エリアのみですね。
大規模な山火事により、甚大な被害が起きていることは皆さんに知ってほしいのですが、オーストラリア全土がやばい、行かない方がいいとは思わないでほしいのです…!
※現在燃えていなくても煙による被害などもあるので、詳しくは必ず下記を確認してください。
オーストラリア政府観光局の情報を確認しよう
いま現在の山火事の地域別の情報を、オーストラリア政府観光局がまとめてくれています。
こちらをご覧ください。
英語のサイトではありますが、下の方に進むと主要地域とその状況が書かれています。
「Not impacted」と書いてある地域は、今現在、火災による影響がないということです!
変わらず美しい景色が広がっている地域はたくさんあります。
火事やばい…渡豪予定、計画中だったけどやめよう!
となるのではなく、是非正しい情報を見て正しい判断をしてください。
おわりに
そのうち日本円でも募金ができるサイトが出てくると思いますので、情報がありましたらシェアさせていただきたいと思います。
正しい情報を正しく拡散していきましょう。
質問等あればなんでもお気軽にコメント欄にてお問い合わせください。
1日でも早くオーストラリアの皆さんに平穏な日々が訪れることを願います。
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