紙コップは紙じゃないよっていうお話。

現実

こんにちは! Senaです。
今日はタイトルの通り!紙コップが紙じゃないというお話をしていきたいと思います。

いやいや”紙”コップなんだから紙でしょ?
自然由来のものでできているんだから、プラスチックのコップ使うよりエコなはず!

はい、私もそう思っていた時代がありました…。
この記事では、紙コップの知られざる事実に迫ります!

紙コップの真実

手軽で便利な紙コップ。
名前から考えるとプラスチックコップを使うより環境に悪くなさそうと思って抵抗なく使い捨てしている方も多いのでは…。
私もいろいろなことを知るまではそうでした。

紙コップはプラコップ

紙コップという名前を聞くと完全に紙でできていると考えてしまいますよね。
ですが…紙コップって、飲み物を入れて1日とか置いておいても平気で持ちませんか?
暖かい飲み物を入れてもしっかり形をキープしてくれますよね。

その真相は、紙をポリエチレンと呼ばれるプラスチックでコーティングしているからなのです。
紙コップなんて紛らわしい名前にしないで、紙プラコップとかに改名してほしいね。

間伐採(木を育てる過程で必要な間引きのことです)された木材を使用した環境に優しい紙コップなどの謳い文句をよく見ますが…
結局プラスチックでコーティングされているものを手軽に使い捨て品として使っている点では全く環境に優しいとはいえないですよね。

リサイクルできない

上述したように、紙コップはポリエチレンという素材で挟むようにコーティングされているので、リサイクルをすることがほぼ不可能とされています。
コーティングされているおかげで自然に還ることもなく、コーティング部分が長期間残り続けます。

大量に使い捨てされている

1人あたり年間平均約350個の紙コップを使っているとされています。
ほんの一瞬、1杯の飲み物を飲むためだけに使われて捨てられる紙コップ。それをほとんど毎日1個のペースで使い捨てていると考えると、ものすごいインパクトですよね。

暖かい飲料でマイクロプラが溶け出す

紙コップをコーティングしているポリエチレンシート。
熱いものを注いでも見た目は確かに変わりませんが、大量のマイクロプラスチックが飲料に溶け出すという研究結果があります。
85~90度の熱湯を100ml注ぎ、15分間放置すると内側のシートからミクロンサイズのマイクロプラスチック粒子が溶け出します。
そしてその数はなんと100ml中に約2万5000個も観測されたのです。

コーヒーや紅茶などを買って飲む15分ほどの間で、大量のマイクロプラスチックが飲料に溶け出すんですね。マイクロプラスチックが人体に及ぼす影響はまだ計り知れませんが…体にいいものではないことは確かです。

使い捨てをやめよう

この記事を書くにあたって紙コップについて色々調べてみたのですが…
やはり時代の流れなのかなんなのか、なにかにつけて“環境に優しい”という謳い文句をつけて売り出している商品がたくさんありました。
ですが、“使い捨て”である限り決して環境には優しくないんですよね。
たった一杯の飲み物を飲んで、すぐにお役御免となりゴミとなる紙コップ。これを使い捨てではないもので代用したらどうでしょう。マイカップ、マイタンブラーを持っていくと割引にしてくれるお店も少なくはありません。

おすすめマイカップ、タンブラー

今はたくさんのボトルが売っていますが(それこそ100均とかでも手に入りますよね!)、安価なプラスチック素材のものではなくてしっかりした素材で長く使えるものを選ぶことをおすすめします!

MiiR

ワイドマウスかつ、車のドリンクホルダーに入る万能さ!保温性も◯です!

Hydro Flask

ボトルの色も、口の形も好きなように選べるのが魅力。保温・保冷性もバッチリです!

YETI

スライド式の蓋が横にすると液体漏れするようですが、口が広くてお手入れしやすいのがポイント。

Que bottle

こちらは伸縮性があり、使わないときはとてもコンパクトに畳めるのが魅力。
電車移動のときなどは軽くてコンパクトなものがいいですよね!
ただレビューにもあるように、横にすると液漏れするというのが気になるところです。


いかがでしたでしょうか。
私は出かけるときは必ず空のタンブラーを持ち歩いて、カフェでそれを使うようにしています!
1人あたり年間平均350個の紙コップ使用を0個に減らせたら…そしてそれをする人が増えていったら…すごいインパクトですよね!
この機会にぜひ、マイカップ・タンブラーの導入を検討してみてください!

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