使い捨てプラスチックが奪いゆくもの

サスティナブル

こんにちは! Senaです。
みなさん、普段の生活で何気なく使用している使い捨てプラスチック製品の行方をご存知ですか?

プラスチックが問題ってよく聞くけど、なんでなの?
使い捨てプラスチックってリサイクルされてる?
プラスチック製品って主になに?
プラスチック製品を減らすにはどうしたらいい?

このような疑問を解決していきたいと思います。知ることから行動しようという思いにつながると思うので、是非3分くらい時間を割いて読んでいっていただけると幸いです…!

プラスチックの問題

分解しない

難しい話は置いておいて、こちらの画像をご覧ください。

沖縄に住み始めてからほぼ毎日、散歩しながら近所の道やビーチを清掃している私たちですが、台風のあとビーチ清掃をしていると砂に半分埋まったこんなものを見つけました。
これ…異変に気づいた方いますか?見た目古そうなこのお菓子の袋…

そう、昭和60年…35年前のプラスチック袋なんです。

衝撃的じゃないですか?私も見つけたときはすごい衝撃を受けました。35年前のお菓子の袋が、こんな綺麗な状態で残っているなんて。
プラスチックの問題の大きなポイントは、分解に途方もない時間がかかること。
その製品の素材や、どういう環境下に置かれているかで分解速度も変わりますが、一概に言えることは途方もない時間がかかるということです。また、分解=消滅ではありません。消滅という言葉を使うと一生しないということになります。

まさか令和の世に、昭和時代のお菓子の袋を拾うことになるとは…

すぐにゴミになる

私たちが日常使用している多くのプラスチック製品は、その瞬間だけ利用されて、すぐゴミになるものがとても多いです。思い浮かべてみてください。
…お店で購入した食べ物の容器、プラスチックのカップ、ペットボトル飲料、ストロー、レジ袋、使い捨ておしぼりなど…
これらを使うことに抵抗を覚えたことはありますか?
私も昔は、コンビニでおにぎりと飲み物を購入してレジ袋に入れて持ち運び、移動中にそれらを食べて飲んで…終わったらレジ袋をゴミ袋変わりにし、ゴミ箱を見つけたら袋ごと捨てる…そんなことを平気でやっていました。
しかし、こうして消費されたプラスチックの行方を知り、今では自分から選択してこのようなプラスチック製品を手に取ることはありません。

海に大量流出している

毎年、世界中で800万トンのプラスチックゴミが海に流出しているとされています。
800万トンって想像もつかないですよね。ちょっと想像つきそうな単位にしてみます。

1時間に、自由の女神およそ10人分の重量のプラスチックが世界中の海に流れ出しています。

え、想像つきにくいって?笑 とりあえず、とてつもなく膨大な量であることは分かりますよね。
プラスチックってとても軽いのにも関わらず、この重量分。体積にしたら一体どのくらいなのか…。

海は広いとは言え、この量が流出し続けていたら…
しかも、2040年にはこの流出量が今の倍になると言われているよ!


海に流れ着いたプラスチックは長い年月を経て形を変えていきますが、なくなることはありません。ゴミにより身体の自由が奪われたり、誤って口にしたりして命を落とす生物が毎年増えています。
また、このままのペースでプラスチックゴミが流出しつづけると…
わずか30年後にはプラスチックゴミの量が魚の量を上回ると言われています。

海に流出したプラスチックの、99%が回収不可能(手が届かなかったり、目に見えなかったり…)になってしまうんだって。

リサイクル率が低い

洗って、ラベルとキャップを分けて分別してるからリサイクルされているはず…?そんなことはないのが現実です。
日本のプラスチックの純リサイクル率は、たったの23%です。
エネルギーに変えたり、オイルやガスに変えることもリサイクルであると日本は主張していて、リサイクル率84%!などと言ってしまっていますが、厳密に言うとリサイクルではありません。諸説ありますが興味がある方は調べてみてください。
また、単純に焼却されているのが8%、埋め立てられているのが8%です。
8%とは言っても68万トンなので、年間で自由の女神およそ7500人分の重量 ー 1日に自由の女神およそ20人分のプラスチックが埋め立てられていることになります。
上述した通り、埋め立てても分解するのに途方もない時間を要します。埋立地はあと20年で全国的に確保できなくなると言われています。恐ろしや…。

出典:プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況

世界経済フォーラムによると、同等の価値以上のものにリサイクルされているプラスチックは、たったの2%(!)なんだって。

捨てるために発展途上国へ輸出している

小さな島国である日本が、廃プラスチックの輸出大国であることを皆さんご存知ですか…?
日本は廃プラスチックの輸出量が世界第2位。アメリカに次ぐ順位です。
上述のデータが2018年のものなので同じ年のデータで検証すると、なんと1年間でおよそ101万トンもの廃プラスチックを諸外国へ輸出していることになります。
それまで1番多くの廃プラスチックを受け入れていた中国が、2017年の末に廃プラスチックの輸入を禁止したため、代わりに他国に輸出されるプラスチック量が前年比を大幅に上回り、そこで暮らす人々の生活を脅かしています。
マレーシア ・タイ・台湾・ベトナムなどに主に輸出していますが、受け入れ先の発展途上国に日本よりも良いプラスチックのリサイクル施設がある訳ありません。
表向きは輸出を禁止していても、違法な処理場が蔓延っていて、そこに違法で輸出しているのです。違法な処理場の現実はこちらの記事でご覧ください。

快適に暮らしていたのに、ある日先進国から処理できないゴミをお金と引き換えに押し付けられて、それまでと同じ生活ができなくなってしまう…
許されていいことではないですよね。でもそれって、私たちがなにも考えなしにプラスチックごみを使い捨てしているから起きていることなんです。

プラスチックゴミを減らすには

少しでも意識して生活していると、本当に簡単に使用をやめれるプラスチック製品がたくさんあります。苦を感じない範囲で実践できそうなことを列挙していきます。

マイボトル、タンブラーを持ち歩く

これはとても簡単にペットボトルの使用量を減らす方法です。
自分のニーズに合わせたお気に入りのボトルをゲットして、それを持ち歩きましょう。
私はハイドロフラスクの40oz、1180mlという特大サイズを常に、タンブラーは寒い季節やカフェに行きそうなときに持ち歩いてます。

ここで合わせて是非紹介したいのが、mymizuというアプリです。皆さんご存知ですか?
無料で給水できる場所を簡単に探すことができるアプリです。給水機だけでなく、カフェやレストランなどもスポット登録されていて、そのお店を利用しなくても、給水のみに協力してくれるスポットを探すことができます!長時間出歩くときにマイボトルが空になって、結局ペットボトルを購入して継ぎ足すのでは意味ないですもんね…。
世界中で20万ものスポットが登録されているmymizuアプリ、無料で利用できるので是非ダウンロードしてみてくださいね!

マイバッグを持ち歩く

家に使ってないトートバッグやエコバッグって1つくらいありませんか?私は出かけるときに、買い物する予定があれば持っていきます。
もし家になければ、余っているレジ袋を再利用するのも手だと思います。
少しの心がけで、新しいレジ袋は全く不要になるはずです!

マイカトラリーを持ち歩く

ハードル高!と思うかもしれませんが、今はこんな便利なセットも売ってるんですよ〜!
竹製だし、軽くてコンパクトで持ち歩きも全く苦になりません。そして安い。
外でお弁当を買って食べたり、テイクアウトしたりする予定があるときに持っていけば、使い捨てのプラスチックカトラリーが不要になりますね!

代替品を取り入れる

例えば天然素材でできたものを代わりにしたり、調味料で入れ物がビンの選択があればそちらを選んだり…。
タッパーやジップロック袋などの代わりにシリコーンバッグを使用したり…。買い物の段階から意識していれば、減らせるプラスチックは意外とたくさんあります!

不要な物を買わない

マイクロプラスチックの元となっている製品で、1番多いものってなんだと思いますか?
…繊維なんです。
合成繊維 ー ナイロン 、アクリル、ポリエステルなどはプラスチックと同じ物質から作られています。それらを洗濯することでマイクロプラスチックが海へと流れていくのです。
これ、結構驚きの事実ではないですか?普段なにげなく着ている洋服から、マイクロプラスチックが海に流れ出ている…。知ろうと思わないと、辿り着かない知識だと思います。
だからと言って、合成繊維の服を着るな!っていうのは結構乱暴ですよね。そうではなくて、物を大事に使う ー 例えば購入したものはできるだけ長く使用して、最後まで使い切る、しかるべきところでリサイクルに出す、本当に必要なものだけを購入するようにする…など、この知識を得たことで今一度自分を見つめ直すことが大事だと思います!

もっとたくさんあります

本当に、プラスチックを減らすためにできることはたくさんあります。
プラなし生活さんのこちらのブログ記事、カテゴリー別に使い捨てプラスチックの減らし方が紹介されていてとても分かりやすかったので、よかったらご覧ください!
この記事だけでなく、他の記事も勉強になることがたくさん書いてありますので、お時間あるときにでも是非。


いかがでしたでしょうか。
プラスチックゴミ問題…耳にしたことは皆さんあると思いますが、実態は自分から知ろうとしないと知ることができないことばかりだと思います。
知る機会を得たら、次は行動!1人の小さな1歩が集まって大きな変化になります。
できることからやっていけたらいいですね。

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