沖縄の海で泳ぐ際の心得

沖縄

こんにちは! Senaです。
透き通った水、白い砂、澄み渡った青のグラデーションが美しい沖縄の海。
沖縄といえば、やはり海!ですよね。

沖縄の海での事故ってよく聞くけど、危ないの?
沖縄の海で気をつけた方がいいことを知りたい!
危ない生物っている?

などなど、様々な疑問があると思います。

海の大学を卒業し、海で育ったと言っても過言ではないこの私が、現在住んでいる沖縄の海に関する疑問に余すことなく解説していきたいと思います!

サンゴ礁でできた島、沖縄の危機についても合わせて知っておいて頂けたら。↓↓↓

海で泳げる時期

沖縄は1年を通して温暖な気候です。
海開きは3~4月に行われますが、水温がかなり冷たいですwオーストラリア東海岸の真冬に海水浴していた私でも、さすがにきついくらいの冷たさ。
だいたい5~10月が一般の皆さまに海水浴できますよ!って言える時期かな。ただ、5月と10月は風が少し冷たいのと、水温も少し低めなので寒がりな方は辛いかもしれません。

沖縄の海は危険?

毎年夏になると、観光で沖縄に訪れた方の水難事故のニュースが報道されますよね。そのイメージが強くて沖縄の海は危険と思っている方も多いかもしれませんが、正しい知識と心構えを持って海に入れば水難事故に遭う可能性はほとんどないでしょう。
綺麗な海にテンションが上がって、過信してしまうのが1番怖いです。「海は本来危ないものである」ということをどんなときでも頭の片隅に入れて海と接するのが1番大切です。
私は本当に海で育ったと言っても過言ではないくらい小さい時から海に放り込まれて育ち、ボディーボードやスキンダイビングもやるし、スキューバダイビングに関してはプロのライセンスまで取得しましたが、いつでも海は危険なものであるということを念頭にして海で遊んでいます!
「沖縄の海が危ない」のではなく、沖縄の海にテンション上がって正しい判断をできなくなることが1番危ないです。

沖縄の海で気をつけた方がいいこと

いつなんどきでも「海は危ないもの」という意識を持つのは大前提として…身を守るため、環境を守るために気をつけた方がいいことがいくつかありますので、書いていきます。

いかなる生物にも触らない

これはどんな海で遊ぶときも共通して言えることですが、海中にいる魚や生物にはもちろん、岩にも触らないでおきましょう。
海には未知の毒を持った生物がたくさんいます。こちらから触らなければ全く害のないものがほどんどですが、触ると身を守るために毒を出します。また、岩だと思って触っても魚だったり、裏にウニがいたり…サンゴやイソギンチャクも毒性があり触ると危険な物が多いので、容易に生物に触れないようにしましょう。

砂場・岩場以外に立たない

浅瀬でサンゴが群生していることは多くはないですが…沖縄の海は遠浅なことが多いので、陸から結構簡単に離れていけますよね。その陸から離れたところが砂地もしくは完全なる岩場でない場合、そこに立たないようにしましょう。
マリンシューズを履いているから大丈夫…ではなく、もし下がサンゴであった場合、立つことによってサンゴは折れたり傷ついたりしてしまいます。もしくは、ウニやオニヒトデなどがいたらマリンシューズを履いていても関係ありません。
完全に安全な場所以外には足をつかないようにしましょう。

餌付けをしない

ビーチクリーンをしていると魚肉ソーセージのゴミをよく見かけますが、餌付けは生態系に悪影響しか与えない、決して行ってはいけない行為です。
餌を食べるために普段守っている住処や縄張りを離れて人間に近づきます。その間住処や縄張りが守られなくなります。また、普段食べているものを食べなくなるので、生態系のバランスが崩れます。
例えば藻類と一緒にサンゴの大敵オニヒトデの卵を食してくれる魚が、人間があげる餌でお腹いっぱいになったら…オニヒトデ の捕食数が減り、結果的にサンゴが被害を受けます。
安易に海で餌付けをする行為は絶対にやめましょう。

潮見表をチェックする

潮が1番引く時間帯、特に大潮のときは、波打ち際のすぐ近くにもサンゴや他の生物がいる場合があります。普段砂場な浅瀬が、岩場になっている可能性もあります。子供が浅瀬で遊ぶのも、シュノーケルをしたり泳いだりするのにも浅すぎて危険ですし、沖まで出るのにもサンゴの上を歩いて行かないと行けない場合が多いのでやめましょう。
潮見表はネットで簡単に見られますので、是非旅行中の潮の干満をチェックしてくださいね!

慣れない場所で沖まで泳がない

沖縄本島は、ツアーじゃなくてもビーチから行けるシュノーケルポイントがたくさんあります。ですがリーフに囲まれた島のため、リーフカレントがとても発生しやすいです。
リーフカレントに関しては、海上保安庁のHPこちらのページからチェックできますが、慣れない場所で遠くまで泳ぐと思わぬ事故に繋がる恐れがありますので、気をつけましょう。
沖縄でのシュノーケルスポットの探し方に関してはこちら↓(準備中です)

沖縄の海にいる危険生物

こちらは長くなりそうだったので別の記事に起こしています。
写真付きで解説していますので是非ご覧ください。


いかがでしたでしょうか。
水難事故のイメージが多いかもしれませんが、それは海に囲まれた観光県であるからこそで、沖縄の海が特別危険とかそういうことではありません。
「海は危ないものだ」という意識を常に持ち、過信することなく安全に楽しく沖縄の海を満喫していってくださいね〜🐠✨

コメント

タイトルとURLをコピーしました