こんにちは! Senaです。
前回の記事で沖縄の海で泳ぐ際の心得を書きましたが、今回は沖縄の海で守るべきマナーを書いていきたいと思います。
毎日近所のビーチをビーチクリーンしている私たちですが、決まっているルールが守られていなかったり、知らないがゆえにしてはいけないことをしてしまっている人がとても多いです。
沖縄の美しい海を守るため、うちなーんちゅと観光客がお互いに気持ちよく過ごすため、必要最低限のルールを知り、快適に沖縄の海を楽しみましょう!
ゴミを持ち帰りましょう
こんなの言うまでもない…とは思うんですが、毎日ビーチクリーンをしていても毎日新しいゴミが出てきます。漂着したゴミではなく、美しい海を満喫していった方々が置いていったゴミです。ゴミは持ち帰っていても、割り箸の袋やストローの袋、お弁当の外装など風で飛ばされてしまったのを見過ごすのはNGです。風や波によりで海に流出し、海洋生物が誤って口にする恐れがあります。特にプラスチック製品は分解しません。海を漂いながら危険な物質を全て吸着し、小さくなったものを魚が口にする…そしてその魚を私たちが食べる…。大袈裟に言っている訳ではなく、全て現実に起きていることです。
プラスチックの恐ろしさは下の記事で解説していますので、是非読んでいただきたいです!
炭も持ち帰りましょう
ビーチで楽しくBBQ…素敵ですよね!
炭火や火気、バーベキューが禁止されていないビーチで行うのは大いに結構だと思います!
でも…ゴミは持ち帰っても、炭をそのまま捨てていく人がほとんどです。
炭は炭素です。炭素は元素なので、それ以上分解しません。もし砕けた炭が白い砂に混じったら…
↑の左側のようになり、黒くなった部分は一生元に戻ることはありません。どちらの砂を未来に残したいですか?
また、熱が冷めていない炭を置いていくのも大変危険です。もし子供が誤って触ったり、踏んだりしたら…危険ですよね。個人で海岸で炭を使う場合は、火消しポットを持っていって必ず炭を持ち帰りましょう。火消しポットは1,000円前後で購入することができます!
サンゴを拾ってはいけません
ビーチに落ちている綺麗なサンゴ…お土産に拾って帰りたくなりますよね。ですが、沖縄県の天然の造礁サンゴは、例え死んでいるものでも落ちているものでも、原型をとどめているものを拾うことは禁止されています。
採ったらダメ!売ってもダメ!持っているのもダメ!です。
つまり、違法に採取されたサンゴを利用して作られたアクセサリー等を購入することも、所持に当たるので厳密に言うとダメということになります。
詳しい情報は沖縄県の公式HPで確認してください。
貝を持って帰らないようにしましょう
これは明確には法律や条例として定められていないのですが…この写真を是非ご覧ください。
プラスチックのフタを家にしているヤドカリです。
人間がたくさんの使い捨てプラスチックを使用し、ビーチに遊びに来て綺麗な貝殻を持ち帰る。その結果がこの写真です。これを見ても、ビーチから貝殻を持って帰りたいですか…?
以上です。
沖縄県に住んでいて思うことは、環境を守るために定められているルールがとても少ない…そして、もしルールが定められていたとしても全く共有がうまくされていない…!
サンゴを持ち帰ってはいけないことも、自分から調べないと知り得ない情報でした。
偉そうに色々語ってしまいましたが、読んでいただいた方が知らない情報を提供し、環境について考えるきっかけになれば幸いです。
沖縄の美しい海を未来に残すため、最低限のマナーやルールを守って沖縄の綺麗な海を楽しんでいってくださいねー!
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